1歳半の夜泣き突然の再開なぜ?夜驚症との見分け方と今夜試せる対処法

1歳半の夜泣き突然の再開なぜ?夜驚症との見分け方と今夜試せる対処法

1歳半の夜泣き突然の再開なぜ?夜驚症との見分け方と今夜試せる対処法とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

深夜に狂ったように泣き叫び、親の顔を見ても反応せず、抱っこしようとすると仰け反って暴れる場合、それは一般的な夜泣きではなく「夜驚症(睡眠時驚愕症)」あるいは「夜間の癇癪」の領域に入っている可能性があります。厚生労働省の小児保健関連データや小児神経学会の報告によると、幼児期の睡眠随伴症は決して珍しい疾患ではなく、脳の睡眠調節機能が未熟なために生じる発達の一過程です。

我が子が深夜に見せている症状がどのタイプに当てはまるのか、臨床現場の知見をもとに作成した以下の比較表で客観的に照らし合わせてください。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価定型的な夜泣き親の呼びかけや抱っこ、授乳・トントンで次第に落ち着きを取り戻す。意識は覚醒寄り。1歳児の約25〜30%が経験。持続時間は10分〜30分程度。不安や不快感が主因。安心感を与えるルーティンで改善しやすい。夜驚症(睡眠随伴症)突然パニック状態で絶叫。目を開けていても視線が合わず、接触を激しく拒絶。翌朝は完全健忘。幼児全体の1〜6.5%に発症。入眠後1〜3時間の深いノンレム睡眠中に発生。本人は寝ている状態。無理に起こそうとせず、怪我を防ぐ見守りが鉄則。イヤイヤ期の夜間癇癪完全に覚醒した状態で要求を通そうと暴れる。「あれが嫌」「これが欲しい」と主張。1歳半〜2歳半で急増。興奮が収まるまで30分〜1時間以上続くことも。自我の発露。要求を全て飲むのではなく、刺激を遮断してクールダウンさせる。

特に重要な見分け方は、「本人の意識が覚醒しているか」および「翌朝に記憶があるか」という点です。呼びかけても視線が虚空を彷徨い、触れると余計に暴れる場合は、深いノンレム睡眠から中途半端に脳の一部だけが目覚めている夜驚症の典型例です。この状態の我が子に「どうしたの!?」と大声で話しかけたり、無理に抱きしめようとしたりすることは、パニックを増幅させる逆効果になりかねません。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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