クリアリングとは?決済との違いやCcp清算機関の仕組みを徹底解説

クリアリングとは?決済との違いやCcp清算機関の仕組みを徹底解説

クリアリングとは?決済との違いやCcp清算機関の仕組みを徹底解説の詳細について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

債務引受を行う清算機関は、国際的にCCP(Central Counterparty:中央清算機関)と呼ばれます。CCPが存在することで得られる最大のメリットは、信用リスク(取引相手が倒産して契約が不履行になるリスク)の劇的な削減です。

仮に市場参加者の1社が突然破綻した場合でも、取引相手はCCPであるため、健全な参加者は通常通り資産の受け渡しを受けられます。CCPはあらかじめ参加金融機関から「証拠金(マージン)」を預かっており、万が一の破綻時にはその証拠金やCCP自身の積立基金を取り崩して損失を補填する強固なセーフティネットを備えています。

2008年のリーマン・ショックでは、金融機関同士が相対(1対1)で複雑に結んでいた契約が不透明であったため、連鎖破綻の恐怖が世界を覆いました。その教訓から、現在では店頭デリバティブ取引を含む広範な金融取引において、CCPを通じたクリアリングの利用が国際基準として義務付けられています。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。