ライフスタイル別の適合度を測る際、最大の焦点となるのが「留守番」と「運動」の2点だ。一人暮らしや夫婦共働きの世帯では、平日の昼間に家を空ける時間が長くなる。ここで犬と猫の行動特性の違いが顕著に表れる。
犬は群れで生活してきた社会性の高い生き物だ。飼い主とのコミュニケーションを深く欲するため、長時間の留守番は大きな分離不安やストレスの原因になり得る。天候に関わらず朝晩の散歩を日課とし、無駄吠えやトイレのしつけを徹底する根気が求められる。対して猫は単独行動を好む生き物であり、縄張り意識が強い。室内で垂直方向に移動できる立体的なスペースさえ確保できれば、自発的に運動量を満たすことが可能だ。トイレの覚えも早く、排泄物の匂い管理さえ怠らなければ、留守番中の精神的負担は犬に比べて著しく低い。