御嶽海を語る上で欠かせないのが、生まれ育った実家・長野県木曽郡上松町の存在と温かな家族の支えです。御嶽海の家族構成は、日本人である父・春男さんと、フィリピン出身の母・マルガリータさん、そして一人息子の御嶽海という3人家族です。
自然豊かで雪深い木曽の山あいに位置する上松町で、両親は一人っ子の久司少年を伸び伸びと育て上げました。父の春男さんは建設関係の仕事に従事しながら息子の稽古を温かく見守り、母のマルガリータさんはフィリピン料理や具だくさんの鍋料理で息子の身体づくりを全面的にバックアップしました。
長野県出身力士としては実に雷電為右衛門以来、約200年ぶりとなる幕内最高優勝を飾った際には、上松町の実家周辺はもちろん長野県全体がお祭り騒ぎとなりました。地元住民からも「春男さんとマルガリータさんのご夫婦は本当に仲が良く、町民の誇り」として親しまれています。