薬の効き目を阻む陰の要因として見落とせないのが、慢性的なストレスと自律神経の不調だ。交感神経が過剰に優位な状態が続くと、副腎から大量のストレスホルモン(コルチゾール)が分泌され、体内のホルモン受容体の感度を鈍らせる。
また、甲状腺機能低下症や鉄欠乏性貧血など、PMSと酷似した症状を引き起こす基礎疾患が潜んでいるケースも少なくない。これらの「隠れ不調」が存在する場合、ピルで女性ホルモンを整えても、ベースにある倦怠感や鬱屈とした気分は解消されない。血液検査を含めた総合的な内科的アプローチが求められる解だ。