渋谷駅前のスクランブル交差点を抜け、井の頭通りを進むと見えてくる象徴的な黄色いロゴ。館内に足を踏み入れると、多国語が交錯する賑やかな空気が出迎えてくれる。海外からの旅行者にとって、ここは「日本の現代デザインとカルチャーを一気に体感できるスポット」として旅の目的地に組み込まれている。
一方で、日常的に利用する国内のファンにとっても、いつ訪れても新しい発見がある場所であり続けている。売れ筋の定番品に頼るのではなく、これから来るであろう隠れた名品や、新進気鋭のクリエイターの作品を果敢に打診・陳列する姿勢。この絶妙なバランス感覚こそが、移り気の早い渋谷の客層を長年にわたって惹きつけ続ける最大の理由だ。