進学相談会やネット上で頻出する疑問について、事実関係を簡潔に回答します。
Q1:国立音楽院を卒業すると「大卒」や「専門士」の学歴になりますか?
A1:なりません。学校教育法上の認可校ではないため、学士や専門士といった公的称号は付与されません。最終学歴は「高校卒業」または「前学歴」のままとなります。ただし、提携する通信制大学(星槎大学など)を併修する制度を利用すれば、大卒資格の同時取得を目指すルートは用意されています。
Q2:国立音楽大学の付属校や系列校ではないのですか?
A2:一切関係ありません。東京都立川市に本部を置く「国立音楽大学(学校法人国立音楽大学)」と、世田谷区池尻に拠点を置く「国立音楽院」は、歴史的にも法人の資本的にも完全に無関係の組織です。
Q3:入試に偏差値や厳しい実技試験の足切りはありますか?
A3:偏差値や厳しい学力試験はありません。選考は出願書類の確認や面接、意欲の確認が中心です。「音楽を学びたい」という明確な意思と学習への姿勢があれば、初心者や未経験者、社会人の学び直しでも広く受け入れています。
Q4:オープンシラバスとは具体的にどのような仕組みですか?
A4:入学時に登録した主専攻以外の学科の授業も、追加授業料なし(一部教材費等を除く)で自由に受講できる独自のカリキュラムシステムです。たとえば「ピアノ調律科」に所属しながら「ジャズピアノ演奏」や「音楽療法概論」を並行して履修することが可能です。
Q5:通学定期券の学割は購入できますか?
A5:無認可校であるため、JR各社をはじめとする多くの鉄道会社において、正規の通学定期券(学生割引定期)の発行対象外となる場合があります。通学ルートや利用交通機関によって実費負担が大きくなる可能性があるため、事前に学校事務局へ対象路線の取り扱いを確認することをおすすめします。 (出典: 国立 音楽 院(Yahoo!ニュース))