香川用水記念公園は、季節の移ろいとともに異なる表情を見せる点も大きな魅力です。
初夏の風物詩として知られるのが、毎年6月上旬に執り行われる「水口祭(みずぐちさい)」です。この祭りは、吉野川の水が香川へと届くことに感謝し、その年の豊作と通水の安全を祈願する伝統的な神事・イベントです。神職による厳かな祈祷に加え、地域団体によるステージイベントや特産品販売などが催され、多くの見学者で賑わいます。
また、秋が深まる11月上旬から下旬にかけては、園内が鮮やかな赤や黄色に染まる紅葉スポットへと変貌を遂げます。池の周囲に植えられたモミジやカエデが水面に映り込むシンメトリーな景観は、四国有数のフォトスポットとしてカメラ愛好家やシニア層を惹きつけています。春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉と、年間を通じて異なる自然美を鑑賞できる設計となっています。