東京圏から新幹線でアクセス可能な福島県郡山市。広大な敷地に最新の実験機器が立ち並ぶ郡山キャンパスは、学修環境としては理想的である一方、首都圏在住の受験生にとっては心理的なハードルとなることも事実だ。
しかし、近年の学費高騰と生活コストの上昇を受け、地方キャンパスの手厚い教育環境を再評価する動きが強まっている。都心の狭小な校舎では不可能な、実機を用いた大規模な実証実験や、産学連携プロジェクトへの参加機会が豊富に用意されているからだ。立地による偏差値のディスカウントは、研究環境と設備を重視する受験生にとって、むしろ最大の参入障壁崩壊(ねらい目)を意味している。