この世界線における象徴的存在が「孫悟空:ゼノ」である。本編の悟空が神の領域である「超サイヤ人ゴッド」や「身勝手の極意」へと到達したのに対し、悟空:ゼノはサイヤ人本来の野生の力を極限まで研ぎ澄ませた「超サイヤ人4」の形態を主力として戦う。この進化プロセスの違いこそが、ファンの心を捉えて離さない最大の魅力といえる。
単なる懐古趣味ではない。ゼノ戦士たちは時の界王神の加護や特殊な任務を通じて、次元の歪みそのものをねじ伏せる圧倒的な戦闘力を身につけている。本編の超サイヤ人ブルーと対峙しても互角以上に渡り合うその戦闘力は、長年培われた実戦経験と、歴史の守護者としての覚悟に裏打ちされたものだ。