こんにゃくの下ごしらえは、ただお湯に放り込むだけでは真価を発揮しません。プロの和食料理人や大手調味料メーカーが推奨する、基本の4ステップを確実に押さえることが成功の近道です。
キッコーマンの公式レシピ解説でも指摘されている通り、こんにゃくの袋に入っている液体には凝固剤成分が濃厚に含まれているため、最初に流水でサッと洗い流すことが重要です。
板こんにゃくを煮物やおでんに使う際は、包丁で整然と切るのではなく、スプーンのフチで一口大にかき取るようにちぎるのが最大の裏技です。断面に無数の細かな凹凸が生まれ、表面積が大幅に増えることで、短時間でもだしの旨味を強力に吸い込みます。
糸こんにゃくやしらたきの場合も手順の骨子は同一です。長くて食べづらいため、あらかじめハサミや包丁で食べやすい長さ(5〜10cm程度)にカットしたのち、軽く塩もみして沸騰したお湯で1〜2分程度サッと茹でてザルに上げます。細い分火の通りが早いため、茹ですぎて硬く縮まないよう短時間で引き上げるのがポイントです。