月経に伴う不快な症状には、大きく分けて「開始前に起こるもの」と「期間中に起こるもの」の2種類があります。
月経の3〜10日前から現れ、出血が始まると軽快・消失する心身の不調を「月経前症候群(PMS)」と呼びます。イライラや気分の落ち込み、頭痛、乳房の張り、強い眠気などが代表的なPMS症状です。
一方、月経中に起こる腹痛や腰痛が日常生活に支障をきたすレベルに達している場合、単なる生理痛ではなく「月経困難症」という疾患として診断されます。「薬を飲んでも起き上がれない」「吐き気やめまいがする」といった症状は我慢すべきものではなく、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が隠れているケースも少なくありません。