床屋と美容院の決定打!法律の壁とメンズが選ぶべき基準【2026最新】

床屋と美容院の決定打!法律の壁とメンズが選ぶべき基準【2026最新】

床屋と美容院の決定打!法律の壁とメンズが選ぶべき基準【2026最新】を詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

床屋や美容院を取り巻く情報の中には、歴史的事実の誤認や、ネット上でまことしやかに語られる都市伝説が数多く存在します。それらの誤解を正しく紐解いてみましょう。

サインポールの「赤白青」は動脈・静脈・包帯ではない?

理容店のシンボルである赤・白・青の回転看板「サインポール」。長年、「中世ヨーロッパの理髪外科医(外科手術も行った理髪師)に由来し、赤は動脈、青は静脈、白は包帯を表している」という説が広く知られてきました。テレビ番組の雑学コーナーなどでも頻繁に紹介されたこの説ですが、歴史学的には「後世に作られた俗説」であることが定説となっています。

当時の医学知識において、血管の動脈と静脈の概念が正確に区別されて世間に浸透したのは17世紀以降であり、サインポール自体はそれよりはるか昔の12〜13世紀から存在していました。実際には、中世の瀉血(しゃけつ:血を抜く治療)の際に患者に握らせた棒に、血で汚れた包帯を巻き付けて干していた様子が原型とされています。青色が加わった経緯についても、フランス国旗の三色旗を取り入れた説や、イギリスで理髪師と外科医の組合が分離した際に区別するために青を追加した説など諸説あり、単なる「動脈と静脈」という単純な医学的解釈ではないことが判明しています。

「美容院でも顔剃りが解禁された」というネット情報の誤謬

近年、ネット上で「法律が改正されて美容院でも顔剃りができるようになった」という誤った言説が見受けられます。これは、前述した2015年の厚生労働省による「理容師・美容師の重複資格(ダブルライセンス)保持者に関する規制緩和」や「同一店舗内での理容所・美容所の開設基準緩和」を混同したことによる誤解です。

現在でも、美容師単体の免許しか持たない施術者が、カミソリを用いて顔剃りを行うことは明確な美容師法違反です。ただし、近年増えている「理容所と美容所を同一フロアに併設したハイブリッドサロン」や、施術者が理容師・美容師の双方の免許を所持している施設では、同一空間で美容カットと本格シェービングを同時に受けることが可能です。消費者はこの違いを正しく見極める必要があります。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。