反橋宗一郎という名を全国区の演劇ファンに知らしめた金字塔といえば、ミュージカル『忍たま乱太郎』(通称:忍ミュ)における善法寺伊作役です。
善法寺伊作は忍術学園の六年生であり、保健委員会委員長を務める温厚で心優しいキャラクターですが、「不運な生徒が集まる保健委員会」を束ねる苦労人でもあります。反橋はこの役柄を第8弾から長きにわたって演じ上げました。包容力のある柔らかな笑顔と、仲間を守るために刃を振るう際の鋭い眼光とのギャップは、原作読者や古参ファンから「まさに伊作そのものが三次元に降り立った」と絶賛を浴びました。
忍ミュで培った確固たる地位を足がかりに、彼の快進撃はさらに加速します。
2.5次元ダンスライブ『ツキウタ。』ステージ(ツキステ。)での水無月涙役や、舞台『アイ★チュウ ザ・ステージ』での竜胆椿役など、キャラクターの心情を細やかに表現する演技派として次々と主要キャストに抜擢。さらに『アイ★チュウ』シリーズでは舞台版だけでなく、声優としても命を吹き込むなど、声の芝居においても高いポテンシャルを証明しました。歌唱力や声のトーンを巧みに使い分ける技術は、単なる舞台役者の枠を超えた表現者としての強みとなっています。