交通心理学の観点から見ると、ライト点灯を遅らせてしまうドライバーの心理には「自己中心性バイアス」と「同調バイアス」が強く働いている。「自分が路面を見えているのだから、他人も自分を見えているはずだ」という根拠のない思い込み、そして「周りの車がまだ点けていないから、自分だけ点けるのは気恥ずかしい」という周囲への過度な同調だ。
安全運転のプロフェッショナルとして実践すべき行動規範は極めて明確である。日没時刻の30分前、あるいは空が青からオレンジ色、そして薄暗い灰色へ変化し始める時間帯を目安に、躊躇なくヘッドライトを点灯させることだ。
早め点灯を徹底すべきドライバーのチェックリスト
- オートライト非搭載の車両に乗っている人:「日没30分前(トワイライトオン)」をリマインダーとして習慣化する。
- 自発光式メーターの車に乗っている人:メーターの明るさではなく、メーター内の「スモール/ヘッドライト点灯インジケーター」を目視確認する。
- 雨天・降雪・濃霧時の運転:昼夜を問わず、ワイパーを作動させる天候では即座にヘッドライトを点灯する。
- 自転車を通勤・通学で利用する人:100円ショップの簡易ライト等ではなく、前方をしっかり照射・被視認できる高輝度LEDライトを早めに点灯させる。