ネット上の情報だけを頼りに訪れると、思わぬ時間ロスや計画の狂いが生じやすいポイントがいくつか存在します。とりわけ注意すべきは、営業時間と定休日の構造的なズレです。
能美市九谷焼美術館の開館時間は9:00〜17:00(入館は16:30まで)、原則として月曜日が休館(月曜が祝日の場合は開館し翌平日休館)となっていますが、周囲の協同組合に属する各卸店舗はそれぞれ個別に営業日・時間を設定しています。「月曜日に行ったら美術館は休みだったが、ショップは数軒開いていた」「夕方16時を過ぎたら一部店舗が早じまいを始めていた」というケースが頻発するため、平日訪問時は事前の個別確認が欠かせません。
また、アクセス面での誤解も目立ちます。公共交通機関を利用する場合、IRいしかわ鉄道の能美根上駅やJR小松駅からコミュニティバス(のみバス等)や路線バスが運行されていますが、本数が1時間に1本程度と限られています。北陸新幹線の小松駅や加賀温泉駅からレンタカーを利用するか、駅からタクシー(約15〜20分)を手配するのが最もストレスのない移動手段です。敷地内には普通車数百台を収容できる広大な無料駐車場が完備されているため、車移動であれば駐車の心配はほぼ無用です。
さらに、毎年ゴールデンウィークに開催される九谷茶碗まつり(十数万人規模が押し寄せるビッグイベント)の期間中は、周辺道路が激しく渋滞し、駐車場も終日満車状態が続きます。静かにじっくり器を選びたい、あるいは落ち着いて体験を楽しみたい方は、大型連休の繁忙期をあえて外し、新緑の5月下旬〜初夏や秋の平日を狙うのが賢明な選択です。