二郎系ラーメンのカロリー真相!2000Kcal超の理由と太らない極意

二郎系ラーメンのカロリー真相!2000Kcal超の理由と太らない極意

二郎系ラーメンのカロリー真相!2000Kcal超の理由と太らない極意にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

二郎系店舗の店頭自販機で必ずと言っていいほど売り切れランプが灯るサントリーの黒烏龍茶。ジロリアンの間では「黒烏龍茶を飲んでおけばチャラになる」という半ばネタのような言説が定着していますが、これには重大な医学的・栄養学的誤解が含まれています。

黒烏龍茶 二郎 効果の客観的事実を検証しましょう。黒烏龍茶に含まれる「ウーロン茶重合ポリフェノール(OTPP)」には、消化酵素であるリパーゼの働きを阻害し、小腸からの脂肪吸収を抑えて体外へ排出しやすくする特保(特定保健用食品)の機能が認められています。しかし、臨床試験データで示されている脂肪排出力の向上率は、摂取した脂質全体のおよそ数%〜15%程度にすぎません。

つまり、1杯で80gの脂質を含む二郎系を食べた場合、黒烏龍茶によってカットできる脂質はせいぜい8〜12g(約70〜100kcal分)前後です。残りの70g近い脂質と130g超の糖質は、何事もなかったかのように体内に吸収されます。「黒烏龍茶を飲んでいるから大丈夫」という心理的安心感(モラル・ライセンシング)によって、アブラマシやライスを追加してしまうことこそが、最も危険な罠と言えます。

もう一つの盲点は「ヤサイファースト神話」です。「野菜から先に食べれば食物繊維の働きで糖の吸収が穏やかになる」という理論自体は正しいものの、二郎系のヤサイの上にはすでに味付けアブラがたっぷり乗り、スープの表層油を大量に吸い込んでいます。アブラでギトギトになったモヤシを最初に胃へ流し込んでも、純粋な生野菜サラダを食べた時のような血糖抑制効果は期待できません。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。