ビジネスメールで「まだまだ暑い日が続きますが」を使える時期の起点と終点は、日本の伝統的な暦である二十四節気に明確な根拠があります。結論から言えば、使用可能な時期は8月7日頃の「立秋」から9月22日〜23日頃の「秋分」までと定義されます。これより早くても遅くても、ビジネス文書としての正確性を欠く結果となります。
まず起点となるのは立秋です。暦の上では立秋を迎えた瞬間から季節が「秋」へと切り替わるため、それまでの暑さは「残暑」として扱われます。立秋前の7月中旬から8月上旬にかけては「本格的な夏を迎え」「猛暑の候」といった表現を用いるべきであり、「まだまだ暑い日が続きますが」という“夏が引き続いているニュアンス”を立秋前に使うのは、時候の作法に照らすと早すぎるとみなされます。
一方、利用者が最も頭を悩ませる「残暑見舞い時期いつまで」という終点の期限については、一般的な残暑見舞いであれば8月末日(処暑の終わり頃)、遅くとも9月上旬の「白露(9月8日頃)」までが通例です。しかし、近年の9月は30度を超える真夏日が頻発しており、時候の挨拶8月下旬から時候の挨拶9月上旬にかけて、この口語的な結びの言葉がビジネス現場で頻繁に交わされる実情があります。許容される限界線は「秋分」までであり、10月に入って真夏日が記録されたとしても、手紙・メールマナーの観点から「まだまだ暑い日が続きますが」をビジネス文書に用いるのは避けるのが鉄則です。