予防医学・ヘルスケアの現場で多くの専門家が警鐘を鳴らすのが、健康に良いと思い込んで摂取している「隠れ高コレステロール・高脂質食品」の存在だ。例えば、朝食の定番である加工肉(ソーセージやベーコン)や、市販の洋菓子、スナック菓子に含まれる飽和脂肪酸およびトランス脂肪酸は、LDL受容体の働きを鈍らせ、血中濃度を一気に押し上げる主因となる。
厚生労働省が運営する生活習慣病予防情報サイトe-ヘルスネットでも指摘されている通り、食事由来のコレステロールそのものよりも、体内でコレステロール合成を促進してしまう飽和脂肪酸(肉の脂身、バター、パーム油など)の過剰摂取こそが真のリスクファクターだ。「野菜ジュースを飲んでいるから大丈夫」と油断し、同時に高脂肪なペストリーを口に運ぶような食習慣は、今すぐ根本から見直さなければならない。