日本の美容研究を牽引する資生堂をはじめとする先進研究機関は、細胞間脂質の整列状態と水分の保持構造に着目している。最新の研究によれば、パックによって水分で満たされた角層の最表面に、油分によるしなやかな膜(リピッド・シールド)を即座に形成することが、表皮ブドウ球菌などの美肌菌を育む健やかな環境に直結するという。
水分と油分が緻密に重なり合うラメラ構造を模した乳液やエマルジョン技術の進化は目覚ましい。単にベタつきを防ぐだけでなく、パックで注入された有効成分の透皮吸収をサポートする設計が施されており、これらを組み合わせて使うことで相乗効果が生まれる仕組みだ。