中禅寺湖の代名詞であるレイクトラウト攻略の核心は「ボトム(湖底)の徹底トレース」にあります。レイクは湖底の岩礁帯や泥底に張り付き、落ちてくるベイトを待ち受ける習性を持つため、ルアーを確実に底まで沈めるカウントダウンがスタートラインとなります。
基本釣法は、メタル系スプーンを用いた「ボトムバンプ」および「スライドアクション(リフト&フォール)」です。キャスト後、ラインスラッグを取りながら完全にフリーフォールで着底させます。着底後、ロッドを2〜3回鋭くリフトしてスプーンを水中へ跳ね上げ、自重でヒラヒラと左右へスライドアクションさせながら再びボトムを取ります。バイトの8割以上はこの「フォール中」か「着底直前のステイ」で発生するため、ラインテンションの変化やラインの走りを見逃さない高い集中力が求められます。
一方、ブラウントラウトは倒木や岩陰、波打ち際のブレイク沿いなど、岸寄りのストラクチャーにタイトに着く傾向があります。こちらはリップ付きミノーのトゥイッチングや、表層〜中層をリトリーブする軽量スプーンの早巻きが絶大な威力を発揮します。