元々は少年たちが仲間内で利用していた「前略プロフィール」や携帯電話向けコミュニティサイトに投稿された一枚でした。それが2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の画像掲示板や「なんJ(なんでも実況J)」へと転載されたことで事態は急変します。
「ヤンキー風のイキったポーズ」と「ママチャリで移動したという無害な事実」のギャップがネットユーザーの笑いのツボを刺激し、世界各国の風景やアニメキャラクターと合成したコラージュ画像が爆発的に拡散。当時の中学生たちにとって、顔写真が無断でネット上に晒され続ける状況は精神的にも大きな負担であり、一時期は外出時に周囲の視線を恐れるほどの苦痛を味わったと述懐されています。
しかし、風向きを決定的に変えたのがテレビ朝日系の人気番組『激レアさんを連れてきた。』への出演でした。大人になった熊田氏が自らスタジオに登場し、当時の心境や撮影の裏側をユーモアたっぷりに語ったことで、世間の「ネットの反応」は嘲笑から一転して「愛すべき好青年たち」「最高の青春エピソード」という絶賛とリスペクトへと変わりました。