劇場選びで最も気になるのが「どの座席が見やすいのか」というポイントです。よしもと幕張イオンモール劇場のキャパシティは固定席301席(車椅子スペース含む)となっており、吉本興業の常設劇場としては「なんばグランド花月」や「ルミネtheよしもと」に比べてひとまわり小規模な設計です。この適度なスケール感こそが、芸人の息遣いやマイクを通さない生の声を体感できる最大の魅力となっています。
客席はA列からM列までの緩やかな傾斜構造(すり鉢状)が採用されています。前方のA〜C列はステージとの距離がわずか数メートルで、芸人の目線や細かい表情の変化、衣装の擦れる音までダイレクトに伝わります。一方で、前方は傾斜が緩やかなため、前の座席に座る人の座高によっては舞台の足元が見えにくくなるケースもあります。
舞台全体をバランスよく見渡したい方におすすめなのがD〜G列のセンターブロック(10番〜18番付近)です。このエリアは段差がしっかりと確保されており、前の観客の頭が視界を遮るストレスがほとんどありません。漫才の掛け合いはもちろん、コントの小道具や立ち位置の変化まで全体を均一な目線で楽しむことができます。
後方のH〜M列であっても、最大キャパが301席であるため舞台が遠く感じることはありません。「最後列でも一般的なホールの10列目程度の体感距離」と評されており、双眼鏡なしでも演者の表情を肉眼で十分に追うことが可能です。通路側の座席は出入りがスムーズなだけでなく、芸人が客席通路を使った演出を行う公演では間近でパフォーマンスを楽しめる特等席に変わります。