小栗有以のビジュアルヒストリーにおいて最大の転換点となったのが、小学館から刊行された1st写真集『君と出逢った日から』です。沖縄を舞台に撮影された本作は、10代のあどけなさを残した素顔から、20歳を迎えた大人の色香までを鮮やかに切り取った意欲作として話題を呼びました。
発売当時の記者会見において、本人は「初めての水着やランジェリーの撮影は緊張しましたが、今のありのままの自分を素敵に撮っていただきました」と率直な心境を明かしています。紙面では、清楚な白や爽やかなブルーの水着姿に加え、朝の光が差し込むベッドルームでの繊細なランジェリーカットが惜しみなく収録されました。
特筆すべきは、その表現が決して下品な露出に陥らず、洗練された透明感とナチュラルな美しさを保っていた点です。出版関係者の証言によると、「彼女本来の清楚さを損なうことなく、女性読者も憧れる健康的でしなやかなボディラインを最大限に引き出すライティングと構図が追求された」とされています。この絶妙なバランスが、男性ファンのみならず同世代の女性ファンをも惹きつける決定打となりました。