「マイナスドライバーを差し込んでも固くてびくともしない」「経年劣化で樹脂の爪が折れてしまった」という現場トラブルは後を絶ちません。DIY作業現場でプロが実践するリカバリー術を紹介します。
経年劣化や壁紙糊で固着している場合の対処法
新築時から10年以上経過している場合、過去の壁紙施工時の糊(接着剤)や油汚れ、タバコのヤニなどが隙間に入り込み、プレートが壁や取付枠に固着しているケースがあります。
無理にドライバーをこじ開けると壁紙を破く原因になります。プレートと壁紙の境目にカッターナイフの刃をごく浅く(1mm程度)入れ、周囲の密着を切り離してからドライバーを差し込んでください。また、1箇所だけで持ち上げようとせず、下部と側面の数箇所に少しずつドライバーを当てて均等に隙間を広げていくのがコツです。
ツメが折れてしまった場合の補修・交換判断
年数が経ったプラスチックは紫外線や空気中の油分で脆化(硬化)しており、少し力を加えただけで固定用のツメが折れてしまうことがあります。残念ながら、折れたツメを瞬間接着剤などで再固定しても強度が戻らず、すぐに脱落してしまいます。
プレート単体はホームセンターやネット通販で100円〜300円前後で購入可能です。ツメが破損した場合は補修に固執せず、新品のコンセントプレートへ丸ごと交換するのが最も安全で見た目も美しく仕上がります。