放送前、SNSやネット掲示板(5ちゃんねる等)では「松山ケンイチのLが完璧すぎたため、美男子路線の山崎賢人では軽すぎるのではないか」「原作レイプではないか」といった厳しい事前予想が飛び交っていました。
しかし、回を重ねるごとに評価は大きく変化します。特に第5話以降、Lが夜神月を直接追い詰めていく心理戦において、感情を殺した低音ボイスと微動だにしない視線配りで現場の空気を支配。窪田正孝が見せた鬼気迫る狂気の演技と真っ向からぶつかり合い、「ただのイケメン俳優ではない、張り詰めた緊張感を維持できる実力派」としての存在感を決定づけました。
当時の特番インタビューや制作陣の証言によると、山崎賢人は「松山さんのLをなぞるのではなく、このドラマの世界線における新しいLをゼロから作る」と固い決意を持って現場に臨んでいたことが明かされています。原作の台詞を単に復唱するのではなく、間(ま)の取り方や指先の微細な震えなど、身体表現によってLの孤独と異様さを表現し切りました。