荷物が多い旅行や複数人でのグループ移動、あるいは車が手放せない営業活動では自動車の利用も有力な選択肢です。しかし、道路状況を把握しておかないと大幅な遅延に巻き込まれるおそれがあります。
尾道市街地から福山駅前へ一般道を利用する場合、主軸となるのは国道2号線(松永道路・赤坂バイパス)です。日中の空いている時間帯であれば走行距離約20kmを約40分〜50分で走行できます。ただし、平日の朝(7:30〜9:00)および夕方(17:30〜19:00)は松永周辺や赤坂バイパス合流地点、福山市街地へ入る交差点を先頭に激しい渋滞が日常茶飯事となっており、1時間以上を要するケースも珍しくありません。
「高速道路を使って時間を短縮できないか」と考える方もいますが、山陽自動車道(尾道IC〜福山西IC・福山東IC)を使うルートはあまり現実的ではありません。尾道IC・福山東ICともに市街地から北東へ大きく離れた山間部に位置しているため、ICへのアクセスだけで大幅な時間をロスします。高速料金(尾道IC〜福山東ICで通常ETC普通車900円前後)を支払ったにもかかわらず、下道より時間がかかる本末転倒な事態になりかねません。
なお、駅前からタクシーをチャーターして移動する場合の運賃目安は片道7,500円〜9,000円程度です。深夜割増料金が適用される時間帯であれば1万円を超えることもあります。終電を逃してしまった緊急時や、足腰の弱い高齢者を同伴した特別な移動を除けば、日常的な移動手段としては割高と言わざるを得ません。