要潤を語る上で欠かせないのが、2011年に香川県が打ち出した大規模PRプロジェクト「うどん県」でのうどん県副知事への就任です。架空の役職でありながら、記者会見で「香川県は、うどん県に改名いたします」と真顔で宣言したプロモーションは、日本全国で爆発的な話題を呼びました。
この大抜擢の背景にあったのは、要自身が持ち続けていた並外れた「ふるさとへの誇りと愛着」です。東京で成功を収めた後も、自身のアイデンティティが三豊市の大地にあることを公言し続け、メディアで讃岐うどんの魅力や瀬戸内の美しさを語り続けてきました。地方自治体のプロモーションにおいて、知名度のあるタレントを起用する例は無数にありますが、要潤ほど地元民から愛され、かつユーモアを持って香川の魅力を発信し続けた事例は稀有と言えます。
地元・三豊市への貢献も積極的で、市のイベントや学校関連の記念行事へのメッセージ寄稿など、故郷の発展に尽力する姿勢は一貫しています。実家がいまも香川にあるからこそ、彼にとってふるさとは単なる「過去の思い出」ではなく、「常に立ち返るべき心の拠り所」であり続けています。