ファーストラヴ映画感想評判を検証すると、公開当時から現在に至るまで、インターネット上の掲示板やSNSでは賛否両論の熱いレビューが交錯しています。肯定派の多くが「芳根京子の鬼気迫る法廷シーンに涙が止まらなかった」「北川景子の抑えた演技が心の叫びを代弁していた」と俳優陣の熱演を絶賛する一方で、ネガティブな意見としては「見ていて胸糞が悪くなる」「トラウマを刺激されて途中で観るのをやめた」という率直な吐露が目立ちます。
この摩擦の原因となっているのが、木村佳乃が演じた環菜の母親・昭菜の冷酷な振る舞いです。母親でありながら、娘が父親から受けていた性的・精神的暴力を知りつつ黙認し、あろうことか法廷では「娘は昔から嘘つきで、夫を誘惑していた」と検察側の証人として娘を断罪します。自身が夫から向けられる愛を失うことを恐れるあまり、実の娘を生贄に捧げた母親の姿は、観客の精神を激しく削り取ります。
しかし、この徹底的な不快感こそが、本作が描こうとした「家庭という閉鎖空間の暴力性」のリアリズムでもあります。単なる爽快なエンタメを求める層からは拒絶反応が起きる反面、人間心理の暗部を真摯に見つめたい映画ファンからは「名作サスペンス」として語り継がれているのが実態です。