昭島の商業シーンを一手に牽引してきた立役者が、昭和飛行機都市開発株式会社だ。駅北口に広がる「モリパーク」一帯は、アウトドアヴィレッジやシネマコンプレックス、ショッピングモールが連なり、都内全域からレジャー層を引き寄せてきた。
現在注目を集めるのが、新たな回遊拠点として計画が進む「モリパーク アドアチス」構想だ。既存の商業集積と豊かな緑道をシームレスにつなぎ、単に買い物をするだけでなく、日常的に滞在し、働き、憩うためのオープンスペースを拡張する試みである。
立川のような巨大商業都市とは一線を画し、空の広さと豊かな並木道を武器にした独自の滞在型ライフスタイル。休日にわざわざ都心へ出向く必要性を感じさせないコミュニティの自己完結性は、子育て世帯にとって決定的な転入動機になりつつある。