選考プロセスの早期化とオンライン化がすっかり定着した。人事担当者が数千、数万ものエントリーシートを一掃するためのスクリーニングツールとして、適性検査の重要度は増すばかりだ。一昔前のように「直前に数時間眺めれば何とかなる」という甘い考えは、もはや通用しない。
とりわけ問題なのは、受検者の「解ける」と「時間内に解き切る」の間に横たわる深い溝だ。非言語能力検査での複雑な推論や、言語能力検査での迅速な語彙の識別は、正しい解法プロセスが頭に叩き込まれていなければ、制限時間の壁に簡単に押し潰される。本気で上位のボーダーラインを突破したいのなら、戦術的な一冊の手配が至急の課題となる。