政治の世界から退いた後の横山緑の現在は、原点であるネット配信者としての活動に全精力を注いでいます。2022年6月の東京都立川市議会議員選挙で次点落選を喫した直後から、彼は迷うことなく古巣の配信環境へ腰を据え直しました。
現在も活動の中核を担うのは、ドワンゴが運営するニコニコ生放送内の有料チャンネル「横山緑 暗黒放送」です。2024年夏に発生したKADOKAWAグループへの大規模サイバー攻撃によってプラットフォーム全体が長期間停止した際、多くの配信者がYouTubeやTwitchへ完全移行するなか、彼はサービス再開と同時に真っ先にニコ生の舞台へ戻ってきました。この義理堅さとも愚直さとも取れる姿勢は、古参ファンから「やはりニコ生 横山緑こそが本物」と再評価される契機となっています。
現在の週間ルーティンは、深夜帯を中心とした定期的な雑談配信、時事ネタやネットニュースに対する独自の毒舌論評、そして後輩配信者たちを巻き込んだ外配信企画です。かつてのような無軌道な突撃配信こそ法規やプラットフォーム規約の厳格化によって減少したものの、「事件現場への急行」「怪しい宗教施設や珍スポットへの潜入取材」といったジャーナリズムを模倣した破天荒なスタイルは健在です。
さらに近年では、OPENREC.tvやツイキャス、ふわっちといった競合プラットフォームでの単発配信や、若手インフルエンサーとのコラボレーション、さらには都内のサブカルチャー系トークライブへのゲスト出演など、多角的に露出を確保しています。ネット配信界がコンプライアンス重視のクリーンな空間へ変貌を遂げるなか、泥臭い平成初期のアングラ感を色濃く残す彼の配信は、一種の「天然記念物」として独自の需要を獲得し続けています。