生理中の体は消化吸収機能が低下し、栄養バランスの偏りがダイレクトに痛みに直結します。何気なく口にしている嗜好品が、子宮への血流を阻害している実態を把握しなければなりません。
特に注意すべきはカフェインとアルコールの過剰摂取です。コーヒーやエナジードリンクに含まれるカフェインには強い血管収縮作用があり、子宮周りの血流を悪化させてプロスタグランジンの滞留を招きます。さらに、カフェインやタンニンは生理中に不足しがちな鉄分の吸収を阻害するため、生理中の貧血対策と栄養補給の妨げになります。アルコールに関しては、一時的な血管拡張の後に急激な冷えを招くだけでなく、肝臓でのエストロゲン代謝を阻害し、ホルモンバランスの乱れを長期化させます。
加えて、白砂糖を大量に使ったスイーツやスナック菓子もNG食材です。急激な血糖値の上昇と下降(血糖値スパイク)は自律神経を乱し、気分の不安定さや痛みの増幅を引き起こします。生理中の栄養摂取では、ヘム鉄(赤身肉やレバー、カツオ)に加え、鉄の吸収を助けるビタミンC、神経伝達を整えるマグネシウムやビタミンB群を積極的に取り入れることが推奨されます。