グローバルのメガファーマが巨額の資金力で合従連衡を繰り返すなか、製薬会社世界ランキング日本企業順位はどうなっているのでしょうか。国内トップを走る武田薬品工業世界順位は、概ね世界第11位から13位前後を推移しており、アジア発のグローバル製薬企業としてトップ10の背中を追うポジションに位置しています。
武田薬品工業はシャイアー買収によって手に入れた希少疾患や消化器系、血漿分画製剤のグローバル販売網をフル活用し、海外売上比率が約9割に達する強みを発揮しています。主力薬「エンタイビオ」の安定した成長に加え、新規パイプラインの立ち上げが順調に進んでいます。
さらに注目すべきは第一三共の台頭です。自社創製のADC「エンハーツ(トラスツズマブ デルクステカン)」が乳がん治療などの標準治療を塗り替えるメガヒットとなり、グローバル市場での存在感を飛躍的に高めました。中外製薬、アステラス製薬、大塚ホールディングスなども独自の創薬アプローチで特定領域での優位性を築いています。