どれほど優れた発酵食のコンビネーションであっても、すべての人にとって万能の薬になるわけではありません。個々人の既往症や体質によって、得られるリターンとリスクは明確に異なります。
積極的に実践をおすすめできる人:
- 慢性的な便通異常(便秘・軟便)に悩む人:不溶性・水溶性食物繊維とプロバイオティクスが腸動を正常化します。
- 糖質制限や脂質管理を行っているダイエッター:低GIかつ高タンパクで、血糖値スパイクを防ぎながら満腹感を維持できます。
- 高価なサプリメントに頼らず腸内フローラを多様化させたい人:1食数十円で多様な菌株を取り込める抜群のコストパフォーマンスを享受できます。
摂取を慎重に判断すべき・避けるべき人:
- 抗凝固薬「ワーファリン」を服用中の人(絶対NG):納豆に含まれる多量のビタミンKが薬の作用を減弱させ、重大な血栓リスクを招きます。必ず医師の指示に従ってください。
- 大豆または乳製品アレルギーを持つ人:言うまでもなくアレルゲンとなるため摂取できません。
- 過敏性腸症候群(IBS)や小腸内細菌異常増殖症(SIBO)の人:納豆は大豆オリゴ糖を含む「高FODMAP食」であり、ヨーグルトも乳糖を含みます。腸内で急激に異常発酵が起き、激しい腹痛、下痢、腹部膨満感を悪化させる危険性があります。
- 痛風・高尿酸血症で厳しい食事制限を受けている人:納豆は1パックあたり約57mgのプリン体を含みます。極端な過剰摂取は尿酸値上昇の一因となります。