スムーズな相談を進めるためには、実の里の入所条件を正しく把握しておく必要があります。基本的には公的介護保険の認定を受けていることが前提となり、施設の事業形態によって基準が異なります。
特別養護老人ホーム型の場合、原則として要介護3以上の認定を受けた高齢者が対象です。ただし、認知症の悪化や家族の介護力不足など、やむを得ない事情がある場合は特例として要介護1〜2でも受け入れが認められることがあります。一方、グループホームや特定施設の場合は、要支援2以上から申し込み可能なケースもあります。
医療的ケアの対応力も注目すべき点です。胃ろうや経管栄養、インスリン注射、在宅酸素療法、吸引などが必要な場合、施設専属の看護師や協力医療機関との連携体制によって受け入れ可否が決まります。持病や服薬状況については、ケアマネジャーを通じて初期段階で詳細に共有しておくことが望まれます。