「おいとま(お暇)」の正しい意味と使い方|退席・退職挨拶の敬語マナー

「おいとま(お暇)」の正しい意味と使い方|退席・退職挨拶の敬語マナー

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「おいとま」は自分側の「退席する」「辞去する」という動作をへりくだって表現する謙譲表現です。相手の立場を立てつつ、滞在を切り上げる際の定番フレーズとして活用されます。

1. 訪問先・取引先での退席時の使い方

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訪問先で長居になりそうな際や、約束の終了予定時刻が近づいた場面では、以下のように切り出します。

「大変長居をしてしまい恐縮でございます。そろそろお暇させていただきます」
「本日は有意義なお話をありがとうございました。次の予定がございますので、このあたりでおいとまいたします」

2. 退職・異動時の挨拶(お暇をいただく)

長年勤務した職場や、個人的にお世話になった恩師・取引先に対して退職を伝える際、「会社を辞める」という直接的な表現を避けるために使われます。

「一身上の都合により、今月末をもちましてお暇をいただくこととなりました。在職中に賜りましたご厚情に深く御礼申し上げます」

3. ビジネスメールでの活用例

対面での挨拶だけでなく、会合後の御礼メールなどで「早退・辞去した無礼」を詫びる文脈でも頻繁に用いられます。

「昨晩の懇親会では、私用のため中途でお暇いたしましたこと、深くお詫び申し上げます」

4. 相手から「お暇します」と言われた際のスマートな返答

相手が「そろそろお暇を……」と切り出した場合、無理に引き止めるのはマナー違反です。相手の気遣いに感謝を示しつつ、引き際を快く受け止める返答が求められます。

「もうそのようなお時間でしたか。こちらこそお引き止めしてしまい申し訳ありませんでした。お足元にお気をつけてお帰りください」

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。