魔女の宅急便ウルスラの正体!キキ声優との二役や絵の裏設定を解剖

魔女の宅急便ウルスラの正体!キキ声優との二役や絵の裏設定を解剖

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天真爛漫に丸太小屋で暮らすウルスラですが、彼女のプライベートなプロフィールには知られざる事実が隠されています。ジブリ公式の設定資料集『ロマンアルバム』等に記された、彼女の基本情報を紐解いてみましょう。

劇中におけるウルスラの年齢は「18歳」です。13歳で親元を離れたキキよりも5歳年上の設定であり、高校を卒業して社会や大学環境へ足を踏み入れる端境期の多感な時期にあたります。夏の間だけ人里離れた森のサマーハウス(丸太小屋)に寝泊まりしながら絵を描き溜め、冬が近づくと街へ戻って生計を立てる美大生・画学生のようなライフスタイルを送っています。

読者の多くが驚く最大のポイントは、「映画本編では『ウルスラ』という名前は一言も発せられていない」という点です。キキは彼女のことを「絵描きの姉さん」と呼び、街の人々も「あの子」と指し示すのみ。さらに驚くべきことに、映画本編のエンドロールにおけるキャストクレジットにも「ウルスラ」という固有名詞はなく、単に「画学生」と表記されています。

「ウルスラ」という名前の由来は、制作時に宮崎駿監督が準備稿や絵コンテ、キャラクター対比表に書き込んでいた作業用の名称でした。北欧やケルト圏に見られる「小さな雌熊」を意味する力強い名が設定資料を通じて出版物やファンの間に浸透し、今日では公式公認の呼称として定着したという数奇な経緯を辿っています。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。