市場で圧倒的な知名度を誇る「ニトリ」と、専門メーカーの雄である「タチカワブラインド」。両者の遮熱ロールスクリーンにはどのような実力差があるのでしょうか。
インテリア量販店を牽引するニトリの遮熱ロールスクリーンは、抜群のコストパフォーマンスが最大の魅力です。既製サイズであれば4,000円台から手に入り、手軽に西日を遮りたい単身世帯や賃貸住まいから厚い支持を得ています。利用者の評判を調査すると、「手頃な値段で眩しさを抑えられた」「エアコンの効きが良くなった」という肯定的な意見が目立つ一方、「サイズが窓枠と合わず両端から光と熱が漏れる」「巻き上げのスプリングが数年で弱くなった」といった耐久性・寸法精度の限界を指摘する声も見受けられます。
一方、プロのインテリアコーディネーターが信頼を寄せるタチカワブラインドの製品は、1cm単位のオーダーサイズに対応している点が決定打となります。同社の代表的モデル「ラルクシールド」などは、上部の巻き取りパイプ部分にシールド機構が備わっており、上部からの光漏れ・熱漏れを防ぐ工夫が凝らされています。遮熱生地のラインナップも豊富で、外の景色をうっすら視認できるシースルー遮熱から、遮熱率の高い完全遮光まで用途に応じて選択可能です。初期投資はニトリの約3〜4倍となりますが、長期的な操作のスムーズさと遮熱効果の確実性を考慮すれば、十分に元が取れる投資と言えます。
また、賃貸住宅で壁に穴を開けられない場合は、賃貸向けのつっぱり式ロールスクリーンが重宝します。ネジ止め不要で窓枠の内側に突っ張るだけで設置できるため、退去時の原状回復トラブルを回避できます。ただし、突っ張り機構の特性上、テンションが緩むと落下する恐れがあるため、定期的な締め直しと適切な耐荷重チェックを怠らない姿勢が求められます。