ナイアシンフラッシュで死亡する?噂の真相と知るべき過剰摂取の危険性

ナイアシンフラッシュで死亡する?噂の真相と知るべき過剰摂取の危険性

ナイアシンフラッシュで死亡する?噂の真相と知るべき過剰摂取の危険性の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

健康やメンタルケア、脂質改善を目的にナイアシンを取り入れる場合、自己流の危険な飲み方は厳禁です。厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」において、ニコチン酸の1日の摂取目安量と耐容上限量は明確に規定されています。

成人の推奨量は1日あたり13〜15mgNE前後であるのに対し、健康障害をもたらさない安全な上限とされる耐容上限量は成人男性で300〜350mg/日、成人女性で250mg/日程度(ニコチン酸換算)です。海外製の市販サプリメントには1カプセルに500mg〜1000mgものニコチン酸が含まれる製品が多数存在しますが、これらは1粒で国の定める安全基準を遥かにオーバーしています。

また、体質や持病によってナイアシンを絶対に飲んではいけない人(禁忌)が存在します。

【服用が禁止・または極めて慎重な判断を要する人】
・活動性の肝機能障害や肝炎の既往がある人
・活動性の胃潰瘍・十二指腸潰瘍を患っている人(胃酸分泌が刺激され悪化する恐れ)
・痛風または高尿酸血症の人(ナイアシンが尿酸排泄を競合阻害し発作を誘発)
・不安定な糖尿病患者(高用量ナイアシンはインスリン抵抗性を悪化させ血糖値を上昇させる)
・降圧薬を服用中の人(相乗効果で危険な低血圧を招くリスク)
・妊娠中・授乳中の女性

サプリメントを活用する際の安全な飲み方の鉄則は、空腹時を避けて必ず食後に飲むこと、そして最初は50mg〜100mg程度の極めて低い用量から身体の耐性を確認することです。毎日連続して高用量を摂取し続けるのではなく、休薬期間を設けるなど、過剰蓄積を防ぐ慎重さが求められます。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。