下準備とタレが完璧でも、焼き方の手順を誤ると台無しになります。現場で確実に香ばしさを引き出すバーベキュー焼きおにぎり 炭火の焼き方コツを時系列で解説します。
まず、網のコンディションを整えます。網はあらかじめ炭火でカンカンに熱しておき、キッチンペーパーを使ってサラダ油や牛脂を表面にしっかりと塗り込んでおきます。これが第一の物理バリアとなります。
次に、おにぎりを置く場所は「弱火〜中火の遠火ゾーン(炭の量が少ないエリア)」を選びます。強火ゾーンに置くと表面だけが急激に焦げて中が冷たいままになります。
最大の秘訣は「最初の5分間は絶対に触らないこと」です。網に乗せたら、表面の水分が蒸発して硬い「焼き目(クラスト)」が形成されるまでじっと我慢します。トングで軽く触れて抵抗なくスッと持ち上がるようになったら、裏返して反対側も同様に素焼きします。
両面にしっかりとした硬い焼き色がついて初めて、刷毛(ハケ)やスプーンを使ってタレを塗ります。「タレを塗る ➔ 30秒〜1分乾かすように焼く ➔ 裏返してタレを塗る ➔ 軽く炙る」という工程を2〜3回繰り返すことで、外側はカリッ、中はふっくらとした理想の焼きおにぎりが完成します。