子どもがかかった場合、発疹が出ても本人はケロッとしており、数日で自然治癒することも珍しくありません。しかし、大人が罹患するとなぜこれほどまでに激しい症状が出るのでしょうか。
大人が重症化しやすい主な理由は以下の3点です。
- 過剰な免疫応答(サイトカインストーム様反応):発達した大人の免疫システムがウイルスを排除しようと強く働きすぎることで、激しい炎症反応を引き起こします。
- ウイルスの遺伝子型と抗体の未保有:手足口病を引き起こすウイルスは複数存在します。過去にかかった経験があっても、未獲得の型(コクサッキーA6型など)に感染すると強い症状が出現します。
- 疲労・ストレスによる体力低下:仕事や育児による慢性的な疲労が重なることで、基礎体力が落ちている状態でウイルスに晒されてしまいます。
子どもの発熱は微熱程度で済むことが多いのに対し、大人では38〜39度以上の高熱からスタートすることも少なくありません。