烈海王というキャラクターの人気の凄まじさを物語るのが、スピンオフ作品『バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわん』の存在だ。本編での凄絶な闘いの末、異世界へと渡った彼が、剣や魔法の世界でも中華4000年の歴史と己の拳だけで無双する姿は多くの読者を熱狂させた。
「わたしはかまわん」に代表される愚直かつ圧倒的な肯定感とブレない軸。このキャラクター性がどんな突飛なシチュエーションにも耐えうる圧倒的なタフネスを誇るからこそ、名画との合体という荒業すら自然に受け入れられるのだ。異世界でも、絵画の中でも、彼が存在するだけでそこは「刃牙の世界観」へと塗り替えられてしまう。