韓国のバラエティ界において「大人の下ネタ」を洗練されたエンターテインメントへと引き上げた第一人者が、人気司会者のシン・ドンヨプだ。彼は下品になりがちなトピックを絶妙な立ち振る舞いとユーモアで包み込み、誰もが笑える上質なトークショーへと昇華させる稀有な才能を発揮してきた。
こうした大人の笑いやブラックユーモアの受容は、大手エンターテインメント企業CJ ENMが展開するグローバルコンテンツ戦略とも共鳴している。過度な自粛を排し、人間の多面的な感情やポップカルチャーの多様性を世界に発信するエンターテインメント産業の成熟が、今の韓流旋風を陰で支えていると言っても過言ではない。