密閉保存といえばジップロック(Ziploc / 関連保存容器プロジェクト)をはじめとするチャック付き保存袋が長らく王座に君臨してきた。では、プレスンシールとはどう使い分けるべきなのか。
決定的な差異は「立体的なフィット感」と「容積の無駄」にある。袋状の保存容器はサイズが固定されているため、中に入れる食材の量が少ないと余分な空気が袋内に残ってしまう。空気を抜く作業に苦心した経験は誰にでもあるはずだ。対してプレスンシールは食材のサイズに合わせて自在にカットでき、凹凸に吸い付くように成形できる。アボカドの断面や、使いかけの玉ねぎなど、酸化しやすい不揃いな生鮮野菜の保存において圧倒的な強みを見せる。
汁気の多いスープやシチューのストックにはジップロックのようなスタンドパウチが適している。一方で、下味をつけた肉の漬け込みや、空気に触れさせたくない固形物の保存にはプレスンシールが威力を発揮する。食品保存・キッチンライフハック(生活実用ジャンル)において、両者は競合ではなく、互いの弱点を補い合う最強のタッグと言える。