「どこでも寝れる」は才能か病気か?睡眠医学が明かす衝撃の真実

「どこでも寝れる」は才能か病気か?睡眠医学が明かす衝撃の真実

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先述した野比のび太の例は極端に思えるかもしれないが、現代社会には「隠れ野比のび太」があふれている。日中の強い眠気や、所構わず睡魔に襲われる症状は、単なる寝不足にとどまらず、ナルコレプシーや睡眠障害のサインである可能性も否定できない。

私たちの心身をコントロールする自律神経は、日中の活動を支える交感神経と、夜間の休息を司る副交感神経がシーソーのようにバランスを取り合っている。だが、慢性的ストレスや昼夜逆転の生活が続くと、この自律神経が悲鳴を上げる。移動中や騒音下で倒れ込むように寝てしまうのは、脳が「これ以上活動を続けると生命の危険がある」と判断して発令した強制シャットダウン命令に他ならない。これを放置しておくと、倦怠感や自律神経失調症へと進行する恐れがあるため注意が必要だ。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。