初夏から夏にかけての「島の駅みやこ」は、全国の愛好家が熱視線を送るマンゴーの流通拠点へと変貌します。宮古島のマンゴーは自然落果するまで樹上で完熟させる手法が主流であり、その糖度と芳醇な香りは国内でも最高峰の評価を受けています。
店頭にマンゴーが並び始めるのは例年6月中旬から下旬。ピークを迎えるのは7月上旬から7月下旬にかけての約1ヶ月間です。この時期の店内には、贈答用の化粧箱(2玉で約5,000円〜8,000円前後)から、家庭用として小分けされたアウトレットパック(2〜3玉で約1,800円〜3,000円)まで、段ボールが山積みにされます。8月中旬を過ぎると、果皮が緑色で濃厚な甘みと適度な酸味が特徴の「キーツマンゴー」へとバトンタッチします。
ここで重要なのが「発送カウンター」の存在です。旅行者は店内で実物を手に取って選び、その場でクール便の伝票を書いて全国へ直送手配が可能。仲介業者を挟まない産直価格のため、都市部の高級百貨店やネット通販に比べて2〜3割安く手に入ります。ただし、午前中の早い段階で大口の買い付けが入るため、傷のない一級品やお手頃な家庭用パックを狙うなら、毎朝9時の開店と同時に突入するのが鉄則です。