長谷さんが命を落とすに至った数時間の足取りを時系列で辿ると、計画性と突発的な凶暴性が入り混じった戦慄の実態が見えてきます。
事件当日の夜、長谷さんは交際相手だった女のアパートを訪れ、その後2人で現場となった文京台南町公園へと向かいました。そこへあらかじめ連絡を受けていた友人グループが合流。公園内の街灯が届きにくい薄暗いエリアで、複数人による一方的な暴行が開始されました。
長谷さんは激しい殴打や蹴りを浴びせられ続け、逃走や抵抗が完全に不可能な状態に追い込まれます。加害者グループは長谷さんの身元特定を遅らせる目的で所持品や衣服を奪い去り、さらには奪ったキャッシュカードの暗証番号を脅し取ってコンビニエンスストアのATMから現金を不正に引き出しました。瀕死の被害者を氷点下に迫る夜の公園に放置したまま立ち去るという、冷酷極まりない犯行プロセスが明らかになっています。