日本のビジネスパーソンの夏を支えるインフラとなったのが、ユニクロ 夏のオフィスカジュアルです。「感動ジャケット」「感動パンツ」「エアリズムポロシャツ」の3種の神器は、機能性とコストパフォーマンスの面で市場を席巻しています。しかし、全身をユニクロで固めた結果、「どこか安っぽく見えてしまう」「街中で同僚と完全に被る」という悩みも聞かれます。
取材を通じて見えてきたユニクロ製品の真価は、「ベースレイヤーやボトムスとしての圧倒的な完成度」にあります。特に感動パンツ(ウールライク)は、家庭用洗濯機で丸洗いしてもセンタープレスが全く崩れず、速乾性とストレッチ性に優れており、3万円前後のインポートスラックスと比較しても機能面で見劣りしません。しかし、トップスのポロシャツやジャケットまで全て無機質な化学繊維で統一してしまうと、どうしても「ファストファッション特有の平坦な質感」が際立ってしまいます。
そこでおすすめしたいのが「ハイ&ローのミックス戦略」です。パンツやインナーにはユニクロの機能性アイテムを惜しみなく投入し、人の視線が集中する「ジャケット」「革靴」「バッグ」「腕時計」には上質な天然素材や老舗ブランドの製品を配置します。視線の留まる先端部分に本物を取り入れるだけで、全身のコストを抑えながら洗練されたエグゼクティブな雰囲気を構築できます。