なぜ横顔が綺麗な人に見惚れるのか?プロが明かす黄金比と骨格の真実

なぜ横顔が綺麗な人に見惚れるのか?プロが明かす黄金比と骨格の真実

なぜ横顔が綺麗な人に見惚れるのか?プロが明かす黄金比と骨格の真実とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

ネット上やSNSでは、横顔に関する極端な情報や民間療法が氾濫しています。ここでは取材を通じて明らかになった3つの重大な誤解を是正します。

誤解1:人差し指を当てて唇がついたら「ブサイク」という短絡思考

いわゆる「定規テスト」や「フィンガーテスト」で唇が当たることを過剰に悲観する人が後を絶ちません。しかし、前述の通りコーカソイド(白人)とアジア人では軟部組織の厚みも鼻翼軟骨の高さも根本から異なります。日本人は唇に適度なぽってり感があり、Eラインに軽く触れる程度の方が若々しさと親しみやすさを維持できることが多いのです。定規に唇が触れないほど無理に口元を引っ込めた結果、口角が下がり、ほうれい線が深く刻まれて「おばあさんのような口元」になってしまったという失敗相談は後を絶ちません。

誤解2:ノーズクリップやマッサージで鼻筋は高くなるという幻想

ネット動画などで頻繁に目にする「自力で鼻筋 高くする方法」として器具やマッサージが紹介されていますが、解剖学的に見て成長期を過ぎた成人の鼻骨や軟骨が外部からの圧迫で恒久的に高くなることはあり得ません。むしろ過度な摩擦や圧迫は皮膚組織の肥厚を招き、毛細血管拡張症や炎症による団子鼻の悪化を引き起こす危険性があります。

誤解3:抜歯矯正さえすれば誰でもEラインが手に入るという過信

「小臼歯を4本抜けば口元が引っ込む」という言説も危険です。もともとオトガイ(顎先)が後退しているアデノイド顔貌の場合、抜歯をして前歯だけを後退させると、中顔面の立体感が失われ、顎のなさがかえって際立ってしまうケースが存在します。骨格の前後的位置関係を無視した抜歯は取り返しのつかない審美障害を生むリスクを孕んでいます。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。